「EPSON(エプソン)プロセレクション商品体験会」で、6月5日発売の
A3ノビ対応のインクジェットプリンタ「PX-5600」を体験してきました!
「PX-5600」は、2005年5月に発売されたPX-5500の後継機であります
今回は、新製品の『PX-P/K3』,『LCCS』性能を体験しよう! ってことで
実際にA3サイズのモノクロプリントを出力、サインを入れて額装したっす
自分、A3までデカく伸ばしたのも初めてなら、額装したのも始めてです
体験会では まずEPSONの方から 開会の挨拶&製品開発担当者の方の説明
その後、EPSONサイトで「デジタルプリントを極めるスーパーテクニック」を
レクチャーしてくださっている写真家・根本タケシ先生による「モノクロプリ
ントの楽しみ方講座」という流れで進められました
今回の新製品PX-5600は、PX-5500同様<8色のインク>で色再現を行いますが
マゼンタ、ライトマゼンタをビビッドマゼンタ、ビビッドライトマゼンタに変更
色再現範囲が広がり、肌色の再現性が格段にアップしております
独立型インクで、切れた色だけ交換すればOK 8色は以下のようなラインナップ
フォトブラックまたはマットブラック
グレー
ライトグレー、
イエロー
ビビッドマゼンタ
ビビッドライトマゼンタ
シアン
ライトシアン
しかし今回のポイントはモノクロ(笑) つまりはブラックの色再現性っすな
PX-5600では「PX-P/K3」インクを採用しており、フォトブラック、グレー、ライ
トグレーの3色を使用してブラックを再現します
EPSONさんの機能説明で、ようやっとLCCS(LogicalColor Conversion System)
が理解できたっすよ
早い話がLCCSは、LUT(Look Up Tabel)を作成する技術のこと
つまり PC上で扱う画像データ(RGBデータ)を、プリンタのインクに対して
どのようなバランスで調合すれば 理想的な色表現ができるかを司るパレット
テーブルを作るのですが・・・
ここの機能がタコだと美しいプリントを生み出すことができません(^^;;
ガマット、階調性、粒状性、カラーインコンスタンシーをバランスよく最適化
して、尖がらないバランスにするため、なんと8色インクの場合、184京通りの
候補の中から論理的、算術的に導いてくれるっす 数式化っすよ!!
184京、京ってなんだって世界っすよね(^^;;
次に外せないのが、やはり4種類のモノクロプリントモード機能っすよね
1 デフォルトの「純黒調モード」
2 青みを帯びて若干冷たい感じのする「冷黒調モード」
3 赤味を帯びて若干温かみがある「温黒調モード」
4「セピア」
で、カラー写真を<自動モノクロモード>で印刷してみました
今回自分は、対象物がバイクということで無機質なものなので「純黒調モード」
を選択しましたが、かすかに黄色が被ってるように見えるんすよね・・・
しゃーないんすよね こればっかりは。 目の色素とか遺伝子・地域性だから
ちなみに紙色の世界では、日本人が「白」と認識する色は スーパーホワイトに
あたるようで、ホワイトと呼ばれる紙は日本人の目には黄色が入ってるように
見えるらしい
だから 自動モノクロモードで印刷する際は、カスタマイズで少し青よりに
色補正設定するといいのかも
こどもや動物、または温かみが必要なプリントの場合は おまかせで
印刷するのに適してると思いやした
いやぁデジタルが進化すると いろいろ楽になるっすなぁ(笑)
根本先生には
「色が出ないからといって画像処理ソフトをやたらにいじってもダメです。最近のデジカメは綺麗ですから、JPEGであればそのままストレートにプリントしてあげてください。」
って言われてたから 目を盗みながら自分で調整した グレースケールと
いじり倒しバージョンも印刷させてもらったけど
やっぱ調整したやつのほうが白が白らしく見える気がする(^^;
LUTをドライバに組み込む際に 日本モードって 少し青よりベースのものも
用意してくれると嬉しいのになぁ(苦笑)
作品は300dpiで印刷したんだが、なんでも5760dpiまで対応しているらしい
そんな高精細なデータ・・・ NASAからもらってくるか???(苦笑)
そうそう、同梱ソフトもレベルアップしてるんすよね・・・
「EPSON Easy Photo Print」はRAWデータ対応になったそうな
ひとつの画面上で、画像選択、印刷補正など、すべてのオペレーションが
可能なりっ
でもNikon D2Xは対応してないんだよなぁ ちっ残念なり
暗室感覚で写真を仕上げることができる「EPSON ProLab Print」では
写真の中に撮影者名や作品タイトルなどを挿入可能になりやした
デジイチだとファイルにデータを保持してくれるけど、プリントにも入れられる
のは、いろんな意味で後々便利っすよね
最後に根本タケシ先生の手差し印刷の裏技をご紹介
ポイントは 発砲スチロールとガムテっす(爆)
「EPSONプロセレクション新商品(PX-5600)体験会」プリンター手差し印刷のコツ
この赤丸のところに発砲スチロールをかませてガムテで止めるっす
なんでも「PX-5600」をモニター貸し出ししてくれるそうなので、ぜひ
その際には 根元先生のように2度刷りにトライしてみたいと思っておりヤス
自分たちのテーブルを担当してくださったEPSONの鈴木さん、いろいろと
ありがとうございました とても判りやすく楽しかったです
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デジタルプリントを極めるスーパーテクニック(講師:根本タケシ)
エプソン:PX-5600
http://www.epson.jp/products/colorio/printer_pro/px5600/
Epson Proselection Blog PX-5600ブロガーさん発表会報告その1
PX-P/K3インク搭載、プロも納得【6/5発売】 EPSON マックスアート PX-5600
nokuro_event/" target="_blank">きれいなモノクロ印刷を極めるため、エプソン「PX-
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