京都大が申請したiPS細胞(人工多能性幹細胞:iPS Cell)の作製技術
に関する日本での特許が成立したらしいっす
iPS細胞をめぐる特許成立は国内初ってことだけど、京大よりも先に申請
しているバイエル薬品の研究チームのほうはどうなったん?
ちなみに海外での権利取得はまだ(申請中)
ただ単純に喜んでいいのかは微妙
今回の特許は、4種類の遺伝子(4因子)を用いた作製方法で「人を含めあらゆる動物の細胞で成立する権利」という点
がん遺伝子Mycを用いない作製方法ではなく、また、代替化合物に置き
換えた方法でもないわけね 分割出願の最初のひとつが成立したってことか
ま、一歩前進なわけだが(^^;
米スクリプス研究所はじめ、米ハーバード大などの米チームが進めている
2個の遺伝子と化学物質で作製する方とは一線を画すってこと?
なんか国際出願は2006年12月、国内は2005年12月に申請したみたいっすね
そうなればバイエルよっか先か・・・?
どうなるか 実用化までまだまだ目が離せないっす
京都大学
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja
関連ページ:
国際シンポジウム「iPS細胞研究が切り拓く未来」で続々新発表
体細胞がiPS細胞になるまでの遺伝子の働きをハーバード大が解明
がん遺伝子Mycを用いないiPS細胞(iPS cell)誘導に成功
11月22日:「人工万能幹細胞(iPS細胞)」論文が「CELL(セル)」に!