KOKUYOから発売されたばかりの「CaminacsW(キャミナックスダブル)」は、<A3ドキュメントスキャナ>とあるように、A4ファイルボックスサイズながらA3まで読み込めるというスキャナ
しかもA3とA4を混在してもOKだってことなので、ほんとかどうか試してみました
ところが… フチベタ用紙の読み込みに問題発生!
読み込み可能サイズと用紙のセット
「CaminacsW(キャミナックスダブル)」は、実は…A3だけじゃなく
なんと専用のキャリアシート(別売)を使えば、A2サイズまで読み取り可能!
ただし、A2の読み込みについては次回のモニター日記でご紹介する予定ですのでご了承を(苦笑)
前回、スキャナのセットアップが簡単だという話を書いたけれど、読み込みだってシンプル操作!
名刺だけじゃなく書類のスキャンも簡単です
さまざまなファイル形式に保存できますが、PDFにも簡単変換! しかもテキスト抽出もバッチシっす
「TWAIN(Photoshop)」での取り込みもOK
TWAINドライバを標準搭載しているから、AdobeのPhotoshopなど、TWAIN対応ソフトでの読み込みにも対応しています
標準ソフトとAdobeのPhotoshop(TWAIN)で取り込んでみた
読み込みはもちろん、OCR変換も早いっしょ?
フチにベタがかかった用紙がきちんと読み込めない!!
すっげぇ使い勝手がいいぞぉぉ といい気になっていろいろ取り込んでいたのですが…
なぜか何度やってもきちんと読み込めない用紙がでてきたのであります!!!
そのサンプルがコレ! フチいっぱいまで写真が入った紙面(カタログ)
なぜかレンズの写真が白抜けしちゃう
ちなみに取り込み設定はこんな感じ
うわーん!!! とコクヨさんに泣きついたところ
サンプルのように黒のフチがあるものは下記の用な現象が多発する可能性があります。弊社スキャナの特徴として読み取った原稿に対して原稿の外側の箇所を黒で読み込みます、そこから黒と色の付いた箇所(原稿部)の見極めを行い、切り抜きを行います。
そのため、「自動サイズ検知」や「原稿の外を白く塗りつぶす」を選択していると、原稿のフチの認識がずれる可能性があります。
対策としては
「自動サイズ検知」・・・A3サイズの原稿ならA3で設定
「原稿の外を白く塗りつぶす」・・・チェックを外す
「スキャンモードの自動判別」・・・フルカラーにする
という回答をいただきました
そこで… 教えられたとおりに設定して取り込んで見たところ
見事、下記のように読み込むことができました!
フチベタがかかった紙面については、A3,A4混在での『自動サイズ検知』で取り込むことは避けたほうがいいってことですな
せっかくA3,A4混在取り込みが可能なのに、ちょっとだけ惜しいなぁ
「自動サイズ検知」のままで「原稿の外を白く塗りつぶす」をオフにして取り込んでみた結果はこんな感じ
今度は白枠が微妙になっちゃう
でも、書類をデジタル化するというレベルでは十分使えるとは思います
まぁ普通、ビジネス文書で淵までベタがかかってる文書って多くないもんね
A3,A4混在取り込みについては、通常はデフォルトの設定でも十分
フチまでベタ部分がかかるような文書については、読み込み設定に注意というところかな
おかげさまで ちょっとだけ利口になりました(苦笑)
素早い回答をいただいた、コクヨの担当者の方&Willviiの担当者に感謝
さて次回はA2サイズの取り込みに挑戦っす
スキャナ「キャミナックスW」特長 - Caminacs - コクヨS&T
キャミナックスW・タウンへようこそ!!(ヤギCMも楽しめます!)
関連ページ:
「CaminacsW」モニター日記-3:キャリアシート編
「CaminacsW(キャミナックスダブル)」モニター日記-1:名刺編
業界最小サイズA3対応ドキュメントスキャナ「CaminacsW」
KOKUYOの「エコライブオフィス」は秘密と愛がいっぱい!