一歩寄れる、50mmの差(SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM モニター日記-1)

シグマさんから「SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM」というレンズを
お借りしてモニターする機会を頂きました
実は、自分はニコン純正の「AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G ED VRII」を持っているので、50mmじゃそんなに違いを感じないんだろうなと思っていたのです
ところがどっこい!!
この50mmの差って実は大きいということに、使うにつれ気づかされることとなったのでありました

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SIGMA[18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM]ってどんなレンズ

一歩寄れる、50mmの差(SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM モニター日記-1)

「SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM」は、約4段分の手ブレ補正効果を持つデジタル専用13.8倍高倍率ズームレンズっす

名称にあるOSは手ブレ補正機構(OPTICAL STABILIZER)を表しています
HSMは、Hyper Sonic Motorの略で、超音波駆動モーターのこと
これが搭載されているってことは、静かで素早いオートフォーカス(AF)が行えるってことなのだ
超音波モーターを搭載しているレンズメーカーはシグマだけって知ってました?

ズーム全域で45cmという最短撮影距離を実現しているのもスゴイ
純正の18-200mmは最短撮影距離は50cmなんすよね(ズーム全域)

一歩寄れる、50mmの差(SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM モニター日記-1)
▲ 116mm F5.6 1/100sec ISO-200 絞り優先 -0.7EV (5/21 16:53撮影)
だからこんな写真も撮れちゃうわけだ

一歩寄れる、50mmの差(SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM モニター日記-1)
▲ 18mm F6.3 1/2000sec ISO-200 絞り優先 -0.3EV (5/9 13:53撮影)

一歩寄れる、50mmの差(SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM モニター日記-1)
▲ 32mm F4.2 1/320sec ISO-200 絞り優先 +0.3EV (5/8 16:51撮影)
ボケ味はこんな感じです

最大撮影倍率は1:3.4(被写体の実際の大きさと、フィルム上に写る大きさの比)
マクロとは明記されてないものの、近接撮影にも十分使える値っす

一歩寄れる、50mmの差(SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM モニター日記-1)

SLD(Special Low Dispersion:特殊低分散)ガラスを4 枚も使ってるぞな(ニコンで言うEDレンズ)

 「SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM」主な仕様 (数値はシグマ用)
  レンズ構成:14群18枚
  画角:69.3°-5.7°
  絞り羽根枚数:7枚
  最小絞り(W端):F22
  最短撮影距離:45cm
  最大倍率:1:3.4
  フィルター:O72mm
  最大径×全長:O79mm×101mm
  重さ:630g

50mm違うと画角はどう変化する?

一歩寄れる、50mmの差(SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM モニター日記-1)
▲ 32mm F6.3 1/200sec ISO-200 絞り優先 +0.3EV (5/13 16:55撮影)
35mmで撮影したかったのだけど ちょいズレてしまいやした;;
実際にこの場所で200mmと250mmで撮影比較してみたのが以下の写真っす

一歩寄れる、50mmの差(SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM モニター日記-1)
▲ 200mm F6.3 1/200sec ISO-200 絞り優先 +0.3EV (5/13 16:54撮影)

後ろのブロック塀が ちょっと気になる写真になりました
もう一歩寄れればいいのですが、実はここは空き地なので、ワイヤーが張られている関係でこれ以上前に出ることができません
200mmだと、ここで諦めトリミングするしかないのですが、「18-250mm」のレンズだと・・・

一歩寄れる、50mmの差(SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM モニター日記-1)
▲ 250mm F6.3 1/200sec ISO-200 絞り優先 +0.3EV (5/13 16:56撮影)

250mmまで伸ばすことで、思い通りの画を撮影することができました
F値はともにF/6.3ですが、テレ側(望遠)で撮影する分ボケ感がアップして良い感じになっております(って結局は素人写真ですが(笑))

一歩寄れる、50mmの差(SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM モニター日記-1)

一歩寄れる、50mmの差(SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM モニター日記-1)

200mmと250mmの画角差って 小さくないでしょ?
「あと一歩分」近づけないところでの威力は抜群っす

人物撮影にはどうよ

一歩寄れる、50mmの差(SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM モニター日記-1)
▲ 200mm F7.1 1/15sec ISO-200 絞り優先 -0.3EV (5/15 17:57撮影)

ご安心あれ、人物撮影もバッチシっす
写真は、三脚のマンフロットさんのイベントで撮影したものですが、ええ感じに撮れました(モデル:藤本菜帆さん)

一歩寄れる、50mmの差(SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM モニター日記-1)
▲ 250mm F6.3 1/8sec ISO-200 絞り優先 +0.3EV (5/15 18:09撮影)

撮影比較した写真を下に貼っておきヤス マンフロットさんのイベント写真や その他のレビュー写真は「n00bs on Flickr」をご覧くだされ;;;

SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM vs. AF-S DX NIKKOR 18-200mm Lens

その他、撮影してみた写真はコチラ
SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM Review

純正の「18-200mm」の重さは565g、対してシグマの「18-200mm」は610g、そしてお借りした「18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM」は630g その差65g
この程度の差は誤差かなあと
50mmの余裕は、65gの重量差を補って余りあるものであります

特に動物園やテーマパークなんかで威力を発揮できるのではないかと思うっす
乗り物に乗った我が子の笑顔のアップが撮れるか撮れないか、結構重要なポイントだよね

一本で広角から中望遠までカバーできる「18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM」は、お出かけに最適なレンズっす

18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM:株式会社シグマ

n00bs on Flickr

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