総合火力演習で、今年もシグマの10倍ズームをお貸し出し頂きやした
それがね、今年の10倍ズームには手ブレ補正(OS)機能が付いてたのよ!
たっぷりと「APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」の手ブレ補正の威力を体感させていただきやした
今度の「Bigma」は、2つの補正モードを搭載
「APO 50-500mm F4-6.3 EX DG HSM」の10倍望遠ズームの威力に驚いたのは去年のことでした
今年、総火演用にわがまま言ってお借りしたのは・・・ なんと!!!
『手ブレ補正(OS)機能』がプラスされた「APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」
海外では「Bigma」の愛称で親しまれている 超望遠ズームレンズっす
搭載された『手ブレ補正(OS)』は、なんと2種類!
風景やスナップ撮影に最適な「手ブレ補正モード1」と、モータースポーツ等の流し撮りに最適で縦方向のぶれに強く補正が効く「手ブレ補正モード2」の2つ
今回もレンズの自重落下を防ぐ、ズームロック機構は付いてるぞぃ
フィルター径は 86mmから95mmに大きくなっとります(95mm→86mmのステップダウンリング付属)
新旧のBigmaのサイズ比較はこんな感じ
重さはレンズ単体で1970gと130gほど重くなりました
まぁ径がでかくなった上にレンズも増えてるしね
もっちろん新しいBigmaにも、別売りのAPO TELE CONVERTER EX DG 1.4倍,2.0倍のテレコンが使えまっせー(今回はお借りしていませんが;;;)
※1.4xでは70-700mm F6.3-8.8、2xでは100-1000mm F9-12.6のMFレンズとして使用可能!
最短撮影距離も100-300cmから50-180cmと使いやすくなってます
さらに、鏡胴に焦点距離域ごとの最短撮影距離と撮影倍率がプリントされており、使い勝手が上がっております
こういう進化、好きっす
スペック的な違いをまとめてみると以下のとおり
今回の「APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」はフォーサーズ用は出ないみたい
APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM | APO 50-500mm F4-6.3 EX DG HSM | |
レンズ構成 | 16群22枚 | 16群20枚 |
画角 | 46.8°-5° | |
絞り羽根枚数 | 9枚 (円形絞り) | |
開放F値 | F4.5-6.3 | F4-6.3 |
最小絞り(W端) | F22 | |
最短撮影距離 | 50-180cm レンズにも表記 | 100-300cm |
手ブレ補正機構 | ○ | × |
最大倍率 | 1:3.1 (200mm時) | 1:5.2 (200mm時) |
フィルター径 | φ95mm | φ86mm |
最大径×全長 | φ104.4mm×219mm | φ95mm×218.5mm |
重量 | 1970g | 1840g |
上記数値は、シグマ用の数値です。 | ||
希望小売価格 (税別) | 189,500円、ケース、花形フード (LH1030-01)、フードアダプター (HA1030-01)、ステップダウンリング、ショルダーストラップ、三脚座 (TS-31)付 | 165,000円、ケース、花形フード (LH935-01)、ショルダーストラップ、三脚座 (TS-31)付 |
AF対応マウント (ニコン用、ソニー用は、Dタイプに対応) | シグママウント、ソニーマウント、ニコンマウント、ペンタックスマウント、キヤノンマウント | シグママウント、ソニーマウント、ニコンマウント、ペンタックスマウント、キヤノンマウント,フォーサーズマウント |
東京スカイツリーで手ブレ補正の威力を痛感
▲14mm F11 1/320sec ISO-200 絞り優先 RAW撮影 (8-16mm F4.5-5.6 DC HSM)
さてさて、早速撮影してみたのですが・・・ なんせこやつ実重量は2kg超えのレンズ
普通なら三脚に付けて使うと思うんだけど、自分は荷物が増えるのが嫌い
手ブレ補正付いてるんだからと、無謀にも手撮りしてみました(笑)
上の東京スカイツリーは「APO 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」で撮影した写真
ほぼ同じ場所から手ブレ補正付き Bigma で撮影したのがコレ
▲50mm F11 1/250sec ISO-200 絞り優先 RAW撮影 (Bigma)
間に川を挟んでの撮影なので レンズは当然斜め持ち
普通は腕に負荷がきて乳酸発生、ぷるぷるしちゃうとこなんだけど・・・
バランスがいいのかな 結構平気で撮影できちゃった
▲290mm F11 1/250sec ISO-200 絞り優先 RAW撮影 (Bigma)
ちなみにボディは「Nikon D5000」ね
▲500mm F11 1/320sec ISO-200 絞り優先 RAW撮影 (Bigma)
何枚かはボケちゃうかなあと撮りなおしを覚悟していたんだけれど
驚くことに一枚も撮りなおしは不要だった すごいぞ手ブレ補正!
▲500mm F11 1/320sec ISO-200 絞り優先 RAW撮影 (Bigma)
クッキリすっきりであります
手ブレ補正機能に全てを賭けた総合火力演習!
▲78mm F5 1/2500sec ISO-200 絞り優先 RAW撮影 (Bigma)
既に「富士総合火力演習(そうかえん)」に行って来ました!ってエントリーでも紹介したけど、「APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」のレンズは、総火演の撮影で使いたくてお借りしたもの
もちろん、総火演では三脚はご遠慮くださいというシチュエーション
去年は一脚を持って行ったのですが、結局取り回しが難しかったので・・・
今年は「APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」の手ブレ補正機能に全てを賭けました(苦笑)
↑F-2の写真のピント部分を当倍でトリミングしたのがコレ
素人の悲しさ もうちょっとレンズ伸ばしておけよぉぉという構図でしたが、手ブレすることなくジャストに掴むことができました
↑去年の写真に比べると雲泥の差!(構図はともかくなんとか写ってるだけ)
ビバ、手ブレ補正!!
▲500mm F6.3 1/1000sec ISO-200 絞り優先 RAW撮影 (Bigma)
500mmなら タンク(74式戦車)もこんなに身近に感じることができるっす
▲290mm F7.1 1/1000sec ISO-200 絞り優先 RAW撮影 (Bigma)
コブラ(AH-1S)も同様
▲460mm F7.1 1/640sec ISO-200 絞り優先 RAW撮影 (Bigma)
大好きなチヌーク(CH-47J)も 夢中で撮りまくりぃぃぃ♪
やっぱ総火演には サンニッパ系か Bigmaだよね!!(笑)
手ブレを気にしないで良いって最高!な一日でありました
SIGMAさん、ならびにBigmaに感謝
東京スカイツリーでは、SIGMA「APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」だけでなく、超広角ズームの「8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」でも撮影してまいりました 写真貼っておきヤス
TOKYO SKY TREE
こちらは 2010年の総合火力演習(そうかえん)の写真っす
FIRE POWER 2010 in Fuji
今回は突然、無理を言ってお借りしたので、焦点距離毎の比較テストとかができませんでしたが、F値こそちょっと落ちたものの、それ以上に手ブレ補正が付いたことで使い勝手が広がった「APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」にメロメロになった次第でございます
SIGMAさま、そしてWillViiのご担当者さま 感謝です
#そいや最近 SIGMAさんってば お花見でお借りしたサンニッパの兄弟分、サンニッパズームに手ブレ補正付けてきましたねぇ<「APO 120-300mm F2.8 EX DG HSM」
い、いくらになるんでしょう・・・ 欲しいっす
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Σ(・ω・屮)屮オォ いいですね、APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM。欲しくなってきてしまいます。
はい、頼もしいレンズです
ただニコンユーザーには、レンズを回す方向が逆なので
使うときに慣れが必要かもしれません