レクサスも認めた洗浄力で、日本橋を蘇らせる！ケルヒャー「日本橋クリーニングプロジェクト」

ケルヒャーってどんな会社？

ケルヒャーは1935年に創業したドイツ生まれの清掃機器のメーカー
業務用温水高圧洗浄機をヨーロッパで始めて開発した会社なのだ
ヨーロッパでは、高圧洗浄することを「ケルヒャーする」というほどの高い認知度を誇っておりヤス

自分も「ケルヒャー」というと高圧洗浄機ってイメージがあるけど、実は業務用機器が先で、日本でも多くの会社で使われているんすよ　知ってた？

特に「レクサス」のディーラー店では、洗車機にはケルヒャーを推奨してるんだって
ケルヒャーは、世界のレクサスも認めた洗浄力ってわけね

ケルヒャー「日本橋クリーニングプロジェクト」

2011年、架橋100周年を迎える日本橋
その記念すべき年を前にして、ケルヒャー ジャパン株式会社と名橋「日本橋」保存会が一緒になり、国の重要文化財である『日本橋』を洗浄・再生しようとスタートしたのが、「日本橋クリーニングプロジェクト」なのだ

実はケルヒャーは、1985年から世界的建造物の再生・洗浄活動「クリーニングプロジェクト」を無償で行っているのだ
このプロジェクトの大きな特徴は、ケルヒャーだからこそ実現できた水量、エネルギーを最小限に抑える洗浄方法だということ

「日本橋クリーニングプロジェクト」でも、100年という長い年月が日本橋に与えた汚れを、ケルヒャーの洗浄スペシャリストのトルステン・モーヴェスが2名の修復家、そして日本法人スタッフとともに、洗浄剤や化学薬品等は一切使用せず蘇らせるというから凄い！

洗浄剤や化学薬品を使わない洗浄とは？

洗浄剤や化学薬品を使わずにどうやって汚れを落とすのかというと･･･
ポイントは、ケルヒャーの誇る温水高圧洗浄のほか、貝殻やサンゴの骨格などを構成する「炭酸カルシウム」といった自然のパウダーを優しく表面を転がすように噴射することで橋脚を傷めず汚れを落とすという方法

温水高圧洗浄では、先のノズル部分のコマの角度が広いものを用い、水の圧力橋脚が痛まない圧で汚れを落とします

それでも落とすことができない、排気ガスの汚れなどには水よりも硬い「炭酸カルシウム」を、そして更に頑固な黒く硬い層となったところは更に硬い「高炉水砕スラグ」によるパウダー洗浄を行うというわけ

橋脚よりは硬度がないから　橋は無事ってわけ
もちろんパウダー洗浄後は、温水高圧洗浄にてすすいで粒子が表面に残らないようにするのでご安心を！
化学薬品を使わないから自然にも優しい洗浄方法なのだ

日本橋の現場に潜入！？

洗浄方法などの説明を受けて、実際に洗浄が行われている日本橋の現場を見学させて頂きました

実際に使用している温水高圧洗浄機を体感させてもらいましたが、初弾じゃない、トリガーを引いた瞬間の反動がすごくてビックリしたなり

案内役はなんと洗浄スペシャリストのトルステン・モーヴェス氏！
あのマウントラッシュモアで宙吊りになりながら洗浄したお方っす

ケルヒャー日本法人スタッフさんや2人の修復家さんたちも作業中
とにかく現場は狭い！　そしてヘルメットが必須　いかにも現場って感じ

洗浄の実演もありましたが、あっという間にキレイになっていくので動画を用意する暇がなかった
慌てて撮影したものを一応参考に貼っておくっす

KARCHER Nihonbashi Cleaning Project (JAPAN)

実は洗浄するだけが世界的建造物の再生じゃない

今回ちょっと感動した出来事が、この写真に秘められています
洗浄が終わったはずの場所に、なぜか茶色い焼けの跡が･･･　汚れが取れなかったのか？と思いきや･･･　これ東京空襲の『焼夷弾』の跡なんです！

歴史的に未来に伝えるべきものは、そのままに･･･
これも必要なことですよね

「日本橋クリーニングプロジェクト」は、2010年11月1日（月）～12月10日（金）までの予定で実施され検査の後、来年にはお披露目される予定です
美しくなった日本橋と、そこに残った『焼夷弾の跡』を見ることがあったら、ぜひケルヒャーを思い出してみてくださいな

イベントで一番目を惹いたのは、実は日本未発売のパウダー洗浄用の「低圧パーティクルブラスト」だったりする　コレ一回使ってみたかったｗｗ

当日の写真貼っておきヤス
KARCHER Nihonbashi Cleaning Project

今回は素敵なイベントに参加させて頂きありがとうございました
健康を取り戻した日本橋に会える日が楽しみっす

ケルヒャージャパン｜日本橋クリーニングプロジェクト
http://www.karcher.co.jp/nihonbashi/index.html