『ハーバード白熱教室』よりもカンタンに「正義」の話が理解できる本が出ました!
それが宝島社の「まんがと図解でわかる正義と哲学のはなし (別冊宝島)」っす
サンデル教授の話はちょっと難しい...と感じる人でも「まんがと図解でわかる正義と哲学のはなし」なら大丈夫!
『まんがと図解でわかる』シリーズ第4弾
今回はなんと『ハーバード白熱教室』のサンデル教授に挑戦!
「まんがと図解でわかる正義と哲学のはなし」でありますww
家族で営むメイド喫茶が舞台!
年齢による時給差って正しいの?など、身近な問題を題材に『平等・正しさ・幸せ』についてわかりやすくマンガで解説してくれるのだ
書店で見かけて思わず買っちまいましたww
身近といえば・・・「災害が起きた後、お店で物資を買い占めることは正当化されるのか」といった内容も取り上げています
古今の哲学者34人の考え方を 身近な事例を紹介しながら図解を用いて解説しているので、とにかくわかりやすい!!
「哲学すること」をサンデル教授以上に優しく説いてくれる一冊ダス
全部で4つの章で構成されており、それぞれの章は以下のような内容
序章 「哲学」って何だろう? ――"自分の人生を生きる"を考える―― 哲学ってどんなもの? 哲学とは"確かなもの"を探すこと [まんが INTRODUCTION]はるか、哲学に初めて出会う 哲学が扱うテーマとは? 哲学の主要テーマ [COLUMN]哲学と思想 哲学と思想は何が違う?第1章 「正義」って何だろう? ――政治哲学における"公正さ"――
[まんが CHAPTER 1]はるか怒る! 「平等って何?」
1 原子力発電所が地方に置かれるのは正しいのか?
社会全体の利益を考えれば少々の犠牲はやむを得ない(ベンサム)
2 頭脳労働と肉体労働の給料格差は正しいか?
頭脳労働は肉体労働よりも質が高いから正しいのだ!(ミル)
3 大相撲の八百長は正当化できるか?
観客を楽しませるための"八百長"は悪いとは言い切れない(カント)
...ほか
[COLUMN]哲学者座談会1 世の中にとって何が"よいこと"なのか?
第2章 「自分」って何だろう? ――社会の発展と"自分らしさ"――
[まんが CHAPTER 2]迷う小説家「自分って何?」
1 私とは何か?どこにいるのか?
自分を疑っている自分こそが信じるべき"私"である(デカルト)
2 "運も実力のうち"といえるのか?
成功も失敗もすべて必然。機械的な現象にすぎない(スピノザ)
3 ゆとり教育は優秀な人材をつくるのか?
「知は力なり」。まずは正しい知識の習得が第一(ベーコン)
...ほか
[COLUMN]哲学者座談会2 "自分"って何者なんだろう?
第3章 「社会」って何だろう? ――よりよい"社会"にするために――
[まんが CHAPTER 3]ママ友づきあいに悩む「社会って何?」
1 「誰もが住みやすい社会」はあり得るか?
理想=「イデア」の社会を目指すことで人間は成長する(プラトン)
2 なぜ日本の政治家は信用されないのか?
政治家に求められているのは善のイデアを持つ「哲人」(プラトン)
3 なぜ法律を守らなければならないのか?
人間は争いを避けるための「約束」を生来持っている(ホッブズ)
...ほか
[COLUMN]哲学者座談会3 どんな"社会"がよい社会?第4章 「よい人生」って何だろう? ――"幸福な人生"を見つける――
[まんが CHAPTER 4]はるかが考える「よい人生って何?」
1 安楽死(尊厳死)は哲学的に正当化できるか?
自らの価値観に殉じよ! "善い人生"はよい死に方で決まる(ソクラテス)
2 災害時、食料品や水の買い占めは許されるか?
極端な発想は行為の正しさを失わせる(アリストテレス)
3 沖縄基地問題の正義はどこにあるのか?
大きな正義と小さな正義――2つの正義の調整が必要(アリストテレス)
...ほか
[COLUMN]哲学者座談会4 どんな"人生"が幸せっていえる?――年代・テーマ別―― 哲学のあゆみ
〈さくいん付き〉 正義と哲学がわかる用語集58
小学校の高学年以上なら、一緒に学べる内容になっています
シリーズの中で一番理解しやすいかも・・・