国内初、貼るタイプの「アルツハイマー型認知症(AD)治療薬」発売

国内初の貼るタイプのアルツハイマー型認知症(AD)治療薬の発売がスタートしたっす
今回医療用医薬品として処方がスタートしたのは、「イクセロンパッチ」と「リバスタッチパッチ」の2種類

軽度及び中等度のアルツハイマー型認知症に用いられる医療用医薬品です
国内のアルツハイマー型認知症治療薬としては4製品目

先行している「アリセプト」「レミニール」「メマリー」はいずれも経口剤なのに対し、今回発売された「イクセロンパッチ」と「リバスタッチパッチ」は貼付剤

「イクセロンパッチ」と「リバスタッチパッチ」は、それぞれノバルティスファーマと小野薬品による商品名で、アルツハイマー型認知症治療薬リバスチグミンのこと
リバスチグミンはノバルティスファーマと小野薬品が共同開発したもの(創製はノバルティスファーマ)
世界で唯一の経皮吸収型製剤っす(海外では、2007年に米国と欧州連合(EU)で承認されて以降、世界82カ国以上で承認されている)

アルツハイマー型認知症は、記憶や思考、行動など高次の大脳機能が障害される症候群
脳内神経伝達物質アセチルコリンエステラーゼ(AChE)の脳内生成の減少によって発症するとされているが、リバスチグミンはアセチルコリンエステラーゼ(AChE)の分解酵素であるブチリルコリンエステラーゼ(BuChE)を阻害し、進行を遅らせることが期待できる
※アセチルコリンエステラーゼ阻害薬(AChE阻害薬)ともいわれる

貼付剤のため、患者へ処方していることが確認が容易であるほか、リバスチグミンの貼付剤は血中濃度のコントロールが容易のため、アルツハイマー型認知症治療薬の副作用である吐き気やおう吐を軽減でき、介護者の負担軽減につながると想定される期待の貼付剤
※リバスチグミンについては経口剤も発売されているが国内では取扱はない

2010年2月26日に承認申請し、2011年4月22日に製造承認を得られたのは画期的!
治療の選択肢が広がったことが嬉しい

アルツハイマー型認知症治療剤「リバスタッチパッチ」新発売のお知らせ
http://www.ono.co.jp/jpnw/PDF/n11_0719.pdf(PDF)

イクセロンパッチ 医療関係者向けトップ ノバルティス ファーマ株式会社
http://www.exelon.jp/m_medical/index.html








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