新VAIO Zシリーズ モノフェローズ限定イベントで 発売直前の
「Beyond the ultimate. 妥協知らず、史上最強のVAIO」新VAIO Zシリーズに触れてきました
とにかくハイスペック! それでいて軽い!
メインマシンとして使うにも充分な、やりたいことを諦める必要がない妥協知らずの頼れる道具っす
いやはや、これがまた開発者の熱い想いがギッシリと詰まったVAIOなのだよ
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■新VAIO Zシリーズのエントリー
妥協知らずの頼れる道具、史上最強のVAIO「新VAIO Z」(Z21-その1)
緻密な設計とデザインで軽さと強さを両立!史上最強の「新VAIO Z」(Z21-その2)
Beyond the ultimate. 妥協知らず、史上最強のVAIO
新VAIO Zシリーズのキャッチコピーは「Beyond the ultimate.」
低電圧ではない第2世代Intel Coreiプロセッサー(Sandy Bridge)を搭載しながらも、16.65mmという驚異の薄さを実現! しかもフルフラットモデルでっせー
モビリティーとパフォーマンスの両方取りという欲張りVAIO!
まさに『妥協知らず(no compromise)、史上最強のVAIO』
メインマシンとして使うにも充分な、やりたいことを諦める必要がない妥協知らずの頼れる道具っす
シリンダーデザインのVAIOを見慣れた自分としては、今回のデザインの斬新さには驚かされました
とにかく薄い! そして軽い!!
トレードオフではなく軽さとパワーの両方取りするための決断
イベントでは、開発に携わった4名の皆さんから、開発における苦労など秘話をたっぷりと聞かせていただきやした
CPSG V&M事業本部 VAIO第1事業部
設計1部 部長:林 薫氏
設計1部 :齋藤 謙次氏
CPSG V&M事業本部 企画戦略部門
企画1部 PPM課:金森 伽野氏
クリエイティブセンター ネットワークプロダクツデザインGp
NPデザインチーム:森澤 有人氏
VAIOイベントでは何度かお目にかかったことのあるお馴染みの方々ww
モビリティーとパフォーマンス 早い話が軽さとパワーを両立するには
当然『薄さ・熱・強度』という3つの課題をクリアしなくてはなりませぬ
しかしこの3つの課題って普通はトレードオフな関係だよね
だから多くのメーカーがモビリティーとパフォーマンスのどちらかを
選んで特長あるマシンとして出すわけなんだけど
ほら、VAIO Zシリーズは「他のノートPCでは得られない快適性と効率を実現した究極の道具」っていう揺ぎ無い目標を掲げているわけで・・・
当然、開発陣の頭の中に妥協という言葉は用意されていないのだww
そこでなされた大きな決断が「Power Media Dock」っす
つまり、外出でコンパクトに持ち歩く際とメインマシンとしてパワフルに使いたいときのスタイル分け「Z Occasion Optimized Mobile」なのだ
GPUや光学ドライブ、拡張機能は外付けかぁ・・・と一瞬ガッカリしたけれど
考えてみれば、そもそも本体のCPUパワーもアップしているし(なんせSandy Bridge)、よっぽど酷使する作業でも行わない限り外出時も充分使えるスペックだもんな・・・と納得
新VAIO Zには、ノートPC用とドック用で2つのACアダプタが付属するとのこと
この発想にはやられた! ユーザーの気持ちわかってるよなぁ
同梱されるACアダプタのうち、コンパクトな本体専用ACアダプタ(VGP-AC19V48:約260g)は別売りオプションには登場していないので、購入した人だけの特権みたいww
持ち歩くときはACアダプタも小型のものにすれば、よりコンパクトというわけさ
とはいえ、めちゃくちゃ小さい!と思えるほどではないので過度の期待はしないように(苦笑)
ドックのACアダプタ(VGP-AC19V45)は、ACアダプタとUSB 3.0コネクタに挿す専用のもの
ただし実際にはドックとの通信はUSB 3.0ではなく、USBコネクタ部分を用いた「LightPeak」技術で行ってヤス
これ、マックの「Thunderbolt」とは違うので誤解なきよう、Zの場合、ACアダプタを接続していなときはUSBポートとして使えます
『薄さ・熱』という課題を技術とアイデアでクリア
これが今回の新VAIO Zの実装写真(K/B側から見た図)
この写真の中に、薄さと熱の2つの課題を解消した答えがあるのだ!
なんとマザーボードは片面実装であります
実装写真の赤く囲んだ黄色の部分がメモリー部分なんすが・・・
通常のSO-DIMMスロットをセットするだけの空間が残されていないため
特別設計の薄型メモリモジュールになっております
なので、自分でメモリー増設&交換することは無理
ちょっと残念な気がしないではないけど、これも薄型化のため
最大8GBまでのメモリー搭載にこだわった結果なのだ(表裏を利用して最大8GBの搭載が可能)
この新設計メイン基板+薄型モジュールに加え、コネクタやジャック類も薄型化することで16.65mmのフラット化を実現したというわけであります!
これまでのZの開発で培った技術がいかんなく応用されてるというわけ
熱対策をクリアすべく考えられたのが、冷却のための給排気ルート(エアフロー)とデュアルファン
本体の薄型化に伴い、ファンユニットの厚さも薄くする必要が・・・
そこで充分な排気を行うために考えられたのがデュアルファン
この新設計のデュアルファンには様々な工夫がなされているんす
回転数による騒音を抑えるためにそれぞれのファンは独立制御しているほか、ブレード枚数は異なる素数(37枚と41枚)で構成されているのだ
素数なのには意味がある・・・ 整数では割り切れない素数にすることで、2つのファンが同時に回転する際に起こるうなり音の発生を抑えるための工夫なのだ
本体底面には六角形の吸気口が2つ開けられているっす
(今回、このデュアルファンと吸気口に萌えたのは内緒ww)
キーボード両脇にも吸気口が設けられております
それだけじゃなく、さらにキートップにもそれぞれ異なる穴が吸気用にあけられておりヤス
筐体設計のいたるところに冷却のための工夫がなされているのだ
これらのエアフロー対策により、風量が25%向上したんだとか・・・スゴイ!
Power Media DockとVAIO Zの厚さは、実はまったく一緒
この薄い中に外部GPU(AMD Radeon HD 6650M(1GB))を内蔵するPower Media Dockも やはり冷却対策が必須
・・・ということで冷却ファンが内蔵されております
そしてスタンドに設置した際に、Power Media Dock本体にあけられた吸気口を塞いでエアフローの妨げにならないように、スタンドにも給排気の穴があけられております
細かい、実に細かい配慮っす
このスタンドにはほかにも隠された工夫があるんだけど、それについては
次のエントリーにて、「新VAIO Z」のデザインに秘められた強度の秘密と
一緒にご紹介したいと思いヤス
VAIO史上最速の起動時間13秒についても ちょっとだけ触れたいと思ってるなり
ということでつづく・・・
基本スペック表(店頭販売モデル:VPCZ219FJ/B)はこんな感じ
詳細 | |
プロセッサ | Intel Core i5-2410M 2.30GHz(TB利用時は最大2.90GHz) |
OS | Windows 7 Home Premium 64ビット 正規版 (SP1) |
メモリ | 4GB DDR3 1333MHz SDRAM(2GB×2) |
ドライブ | SSD 約128GB(64GB ×2)(Serial ATA):(RAID0) |
スクリーン | 13.1型ワイド (16:9) 1600×900 |
その他 | WLAN、3G回線、HDMI出力、カメラ、USB3.0型Light Peak |
バッテリー駆動時間 | 約9時間(同梱内蔵バッテリーパック利用時) 約17.5時間(内蔵用+拡張用 ) |
バッテリー充電時間 | 約2.5時間(同梱バッテリーパック) 約3時間(拡張用) |
サイズ | 幅330mm×高さ16.65mm×奥行210mm |
重量 | 約1.165kg(同梱バッテリーパック装着時) |
Power Media Dock仕様について
詳細 | |
グラフィック アクセラレーター | AMD Radeon HD 6650M(1GBビデオメモリ) |
光学ドライブ | ブルーレイディスクドライブ、またはDVDスーパーマルチドライブ |
端子 | USB端子×3(USB 3.0×1, USB 2.0×2)/ネットワーク(LAN)コネクター/HDMI出力端子/VGA端子 |
サイズ・重量 | 幅 約148mm×奥行き 約220mm×高さ 約16.65mm (約685g) |
あと「新VAIO Z」のかっちょええPV貼っておくっす
なおイベントで撮影した「新VAIO Z」の写真についてはflickrにアップしております
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久々ピー......*ノ_/
確かに性能は高いし、なんだけど.....
重量1.165kgは、普通だよねぇ。13インチだし、9時間稼働だし、って、頭では理解するけど、気絶はしないかなぁ......
気絶するに足るだけの、莫迦と言いたくなるだけのインパクトに欠けるというか............*ノI <何かに気絶したらしい
Verdiどの、おひさしぶりっす
いやね 実際にはスペックというか数字ではわからない感動がある製品だったりします
ほら、リンゴマークのノートってスペックの薄さよりもより薄く、そしてなぜか重量は重く感じたりするじゃん
あれと同じで、新しいVAIO Zは 実際に触れてみて欲しいノートだすww