RAW現像も可能なフォトレタッチソフト「PhotoDirector3(ベータ版)」を使ってみた(その1)

以前から気になっていたRAW現像も可能なフォトレタッチソフト「PhotoDirector 3 ベータ版」を試してみました

キヤノン、ニコンはじめ 実に驚くほど多くのカメラ機種およびフォーマットにネイティブ対応してます
でもそれ以上に気に入ったのは、レタッチの初心者でも楽しめる操作の簡単さなのだ!

「PhotoDirector 3」でどんなことができる?

RAW現像も可能なフォトレタッチソフト「PhotoDirector3(ベータ版)」を使ってみた(その1)

フォトレタッチソフトというからには、デジカメ等で撮影した「JPGファイル」をはじめ「RAWファイル」について画像管理と編集可能(レタッチ)を行うことが可能です

暗く写ってしまった写真を明るくしたり、ホワイトバランスの青かぶりを除去したりといったよくある修正はもとより、基本曲線で細かくトーンや色調、光量などの調整も行えます
また、意図せず写りこんでしまったオブジェクトを除去するツール「魔法の編集」機能も搭載しています

RAW現像も可能なフォトレタッチソフト「PhotoDirector3(ベータ版)」を使ってみた(その1)

魔法の編集こと、オブジェクト削除を試してみたのが上の写真っす
操作には慣れが必要だけど、不要部分を消すことができて便利!

「PhotoDirector 3」の主な特徴的な機能
  ビューティー メイク
   被写体の肌をよりきめ細やかに、歯を白く調節するするツール
  魔法の編集
   写真中の任意のオブジェクトを除去する機能
  レンズ補正
   カメラのレンズが持つ欠点を修正
   レンズによる画像のゆがみを補正して、整った写真に修正します

電子透かしを入れたりフォトフレームの追加や様々なエフェクトを加えることもできちゃいます

そのほかにも、取り込んだ写真画像を検索、並び替え、タグ、フラグ機能で管理することもできます
画像の修正が完了したら、Facebook や Flickr にアップロードできるほか、スライドショー風の動画を作って YouTube にアップロードすることも可能です

でも特記すべきは「PhotoDirector 3」では、被写体の肌をより綺麗に見せるビューティーメーク機能が追加されているという点!

簡単に肌の美しさをパワーアップすることが可能なのだ

ビューティーメーク機能で美しさをパワーアップ

RAW現像も可能なフォトレタッチソフト「PhotoDirector3(ベータ版)」を使ってみた(その1)

実際にJPGファイルを「PhotoDirector 3」に搭載された『ビューティーメーク機能』のスキンスムーザーで加工(修正)してみたので違いを比べてみてください

RAW現像も可能なフォトレタッチソフト「PhotoDirector3(ベータ版)」を使ってみた(その1)

使い方はめっちゃ簡単!
修正したい写真を開いて、編集モードにある「スキンスムーザー」を選択
あとは、メイクのときに化粧ブラシで肌をなでるがごとく「ブラシで修正したい画像部分をドラッグする」だけっす
ね、簡単っしょ??

写真に「背景ボケ」を追加することも可能!

RAW現像も可能なフォトレタッチソフト「PhotoDirector3(ベータ版)」を使ってみた(その1)

さらに、簡単に「背景ボケ」を追加することも可能です
上の写真で左のオリジナルに比べて右は、背景に加えて猫自身にも柔らかさが加わった写真に変わってるのがわかります?

やり方は・・・

RAW現像も可能なフォトレタッチソフト「PhotoDirector3(ベータ版)」を使ってみた(その1)

まずは対象の画像を読み込んで編集モードの「エフェクト」で『ぼかし』をかけます

RAW現像も可能なフォトレタッチソフト「PhotoDirector3(ベータ版)」を使ってみた(その1)

次にクリーナーブラシを使って、「ぼかしを消したい部分をブラシで消す」だけっす

RAW現像も可能なフォトレタッチソフト「PhotoDirector3(ベータ版)」を使ってみた(その1)

こんなことができるのも「PhotoDirector」シリーズは、元の画像に直接手を加えない非破壊処理方式だからであります
気の済むまで修正を行えます(もちろん修正履歴の一覧からロールバックすることも簡単)

つまり「PhotoDirector 3」は、直感的な操作で写真を修整できるのがご機嫌なフォトレタッチソフトというわけ

#iPhotoアプリのApertureなんかと一緒(プリセットが用意されている部分なんかも含めてww)

RAWファイルにネイティブ対応

RAW現像も可能なフォトレタッチソフト「PhotoDirector3(ベータ版)」を使ってみた(その1)

また、各デジタルカメラのRAWファイルにネイティブ対応しているから、RAWファイルを直接読み込み修正加工することだってできちゃいます

RAW現像も可能なフォトレタッチソフト「PhotoDirector3(ベータ版)」を使ってみた(その1)

現像ソフトに比べ、増感・減感のような操作はできませんが、直接修正加工(レタッチ)したいという人には使いやすいと思いヤス

下記は「PhotoDirector 2011」で対応している対応画像フォーマット表っす

カメラメーカーRAW ファイル形式カメラメーカーRAW ファイル形式
CanonTIF, CR2, CRWMinolta/Konica MinoltaMRW, JPG, MDC
Casio3FR, FFFNikonNEF, NRW
ContaxRAW, IAOlympusORF, RAW
EpsonERFPanasonicRAW, RW2
FujifilmRAFPentaxPEF, RAW
Hasselblad3FR, FFFPhase OneTIF
ImaconFFFRicohDNG
KodakKDC, DCRSamsungSRW, PEF, DNG, RAW
LeafMOSSigmaX3F
LeicaRWL, RAW, DNGSonyARW, SRF, SR2
MamiyaMEFAdobe DNGDNG

それぞれカメラメーカーによってフォーマットは同じでも対応できていないものもあるので、対応機種などの詳細は PhotoDirector 2011(CyberLink) で確認してみてください

便利なプリセットも用意されてるっす

RAW現像も可能なフォトレタッチソフト「PhotoDirector3(ベータ版)」を使ってみた(その1)

「PhotoDirector 3」の売りは実はもうひとつあるのだ
それがワンクリックで画像にさまざまな修正内容を適用できる『プリセット』

「プリセット」ってのは、ブラシや描画モード、カラーバランスといった各種ツールの設定内容をあらかじめ決めて登録した『修正加工組み合わせセット』のことっす

白黒加工だけでも
 白黒 - ハイ コントラスト
 白黒 - クール
 白黒 - ウォーム
といった具合で 仕上がりの異なるプリセットがデフォルトで用意されているのだ

このプリセット、自分で作成することもできる上に、CyberLink のオンラインコミュニティー DirectorZoneで共有・追加ダウンロードすることもできヤス
つまり買った後も機能が進化するソフトってわけ

細かい修正を行う自信がないという人でも このプリセットがあれば鬼に金棒

はっきりいって、スキンスムーザー機能とプリセット機能だけでも「PhotoDirector 3」は使う価値ありのソフトっしょ!!

超~便利なプリセットについては 次のエントリーにてご紹介する予定
「その2」につづく・・・

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