DP2 merrillモニター日記-5:「SIGMA DP2 merrill」はRAW現像で楽しめ!篇

「SIGMA DP2 merrill」に搭載された『Foveon X3』のパワーを目いっぱい堪能したいのであれば、やはり『RAW』撮影っきゃない
自分も当然 [RAW+JPG] の設定で撮影しているわけなんだけど
当然RAWファイルを現像処理しなくてはいけないんだよね
これがなんとも楽しいのだよww


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現像ソフト「SIGMA Photo Pro」の『X3 Fill Light』が凄い

DP2 merrillモニター日記-5:「SIGMA DP2 merrill」はRAW現像で楽しめ!篇

「DP2 merrill」で撮影したRAWファイルを現像するには「SIGMA Photo Pro(以下、SPP)」を使用するわけっすが・・・
他の現像ソフト同様、露出補正やシャープ補正、色温度などを後から自由に調整して好みの作品に仕上げることが出来ヤス

DP2 merrillモニター日記-5:「SIGMA DP2 merrill」はRAW現像で楽しめ!篇

SPPは、ほかの多くの現像ソフトと大きな差がないように思っていたのですが、ところがどっこいカラーモードを選ぶだけで色温度を調整できたりと、思っていた以上に使いやすいソフトなのであります
中でも特筆すべきなのが、SPP特有の補正機能『X3 Fill Light』の存在

このパラメータを調整することで、シグマさん曰く
画像の明るい部分の露出を変えることなく、暗い部分にライトを追加するように明るさを調整することができるのだ!

DP2 merrillモニター日記-5:「SIGMA DP2 merrill」はRAW現像で楽しめ!篇

JPEGの撮って出しと、自分好みにRAW現像したもの、そして露出補正で明暗を変化させたものと『X3 Fill Light』を利用して現像したものをサンプル比較したものがコレ

実際には「画像の明るい部分の露出を変えることなく」って部分は個人的にはちょっと微妙に違う気もしないでもないのですが、とにかく『X3 Fill Light』をうまく使うことで作品がグレードアップすることは嘘じゃない

特に明るさを上げる現像の際に使用すると、劇的な効果が得られるように感じます

DP2 merrillモニター日記-5:「SIGMA DP2 merrill」はRAW現像で楽しめ!篇

暗い部分の露出を中心に補助光が入る感じ?
気分は軽いHDR補正ってとこでしょうか

めちゃくちゃ暗い部分については効果があまりありませんが、暗めレベルなら効果的に被写体を起こすことができヤス

とにかく使ってみると便利で面白いのだ!

『X3 Fill Light』を使った補正例ww

RAW processing test
▲30mm f/2.8 ISO200 1/60s -0.7EV 絞り優先

サンプルで使用した写真のJPEGの撮って出しっす
今回も写真をクリックするとオリジナル写真を確認することができます

RAW processing test
RAW補正1:露出 +補正

んで、露出補正のみで明るさを起こしたバージョンがコレ
違いをわかりやすくするために「+0.8」にしています

RAW processing test
RAW補正2:X3 Fill Light +補正

こちらは『X3 Fill Light』を同様に「+0.8」したもの
喫茶店の片隅で何気なく撮影した一枚が、ちょっと見商品撮影した
写真のような仕上がりに変わりやしたww

こんなマジックが起きるのがRAWファイルの、そして『X3 Fill Light』の力なのだ

RAW processing test
▲30mm f/2.8 ISO100 1/1250s -1EV 絞り優先

こちらは夕焼けを撮影したJPEG撮って出し 普通っしょww
この写真、一緒に撮影したRAWファイルを現像するとですね・・・
以下のようにいろいろと楽しめちゃうのだよ

RAW processing test
RAW補正1

こちらは露出補正はおこなっていません コントラストで誤魔化しちゃったんす
暗めに仕上げたかったけど明るいところは残したかったもので;;;

写真はflickrにアップしていますが、Exif情報を確認すると
SPPで補正した内容を確認することが可能です(flickrの場合)

RAW processing test
RAW補正2:X3 Fill Light +補正

「X3 Fill Light」でプラス補正すると、雲の細かいデテールが起きてきているのがわかるでしょうか?

RAW processing test
RAW補正3:X3 Fill Light -補正

逆にマイナス補正を行ったものでは、一番明るい部分を除いて全体的に露出がアンダーに繁華しております

露出補正とはまた違った補正で、撮影したけどもう少し暗部を持ち上げたいなあと思ったときに使うと便利かなとも思ったりします(X3 Fill Lightプラス補正)

「SIGMA Photo Pro」では、ぜひとも使ってみて欲しい機能なのであります


SIGMA DP2 Merrill test (SOUKAEN 2012)
先日行ってきた総火演で撮影した一枚を、複合的にRAW現像した一枚
本当はもっと明るく細部まで起こすことも可能なんだけど、こんな仕上がりにしてみました
まあ、好みの問題っすなww

「DP2 Merrill」で撮影すると、RAW現像がいつも以上に楽しいっす

RAW補正を比較したほかの写真は下記でご覧頂けます

SIGMA DP2 Merrill RAW processing test on flickr

写真はブログで紹介するほかFlickrに順次アップしていく予定っす

15863-1572-286702

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