『Welcome! New Sky』
2013年、JALが目指す「新しい空」プロジェクトの第一弾といえる
ワンクラス上の最高品質を実現した SKY SUITE 777(SS7)を一足先に体験してきたっす
「JALメインテナンスセンター」へ初潜入~
場所は羽田にある「JALメインテナンスセンター」
機体整備工場見学の場所と言えばいいかな? 実は自分、ここは初潜入っす
今回はリンクシェアさん経由のJAL緊急イベントという形で参加させて頂きました
国際線に投入される「SKY SUITE 777」こと777-300ER型機は、全クラスに新座席を導入しワンランク上の満足感を体感できる機体です
まずは会議室で体験会の説明を受けた後、ハンガーへ...
この通路の向こうに777-300ERが居るわけっすな♪ そう思うと足も自然と早足にww
出た~ やっぱハンガーでかっ
てか、この距離感は興奮もんっしょー
しかもこの距離での記念撮影までww
もう参加者全員シャッター切りまくり 搭乗するまでも寸暇を惜しむように撮りまくっておりやした(かくいう自分もだけどさ)
さて興奮冷めやらぬままに真新しい機内へ...
用意されている座席クラスは以下の4種類
① ファーストクラス:「JALスイート/JAL SUITE」
② ビジネスクラス:「スカイスイート/SKY SUITE」
③ プレミアムエコノミー:「スカイプレミアム/SKY PREMIUM」
④ エコノミークラス:「スカイワイダー/SKY WIDER」
旅を楽しめるようになったエコノミークラス
以前、「JAL SKYRECLINER(エグゼクティブクラス)」は全席に充電用USB完備
と紹介したことがあったけど・・・
なんと今回は、全クラス全席に充電用USBを完備しております!!
上の写真はエコノミークラスの座席に用意されたもの
全席個別に充電用USBってすんげぇ便利
タッチパネル式個人モニターとなったほか、旅の快適さを左右する座席ピッチも約84㎝~86㎝となり、よりゆったりと過せるようになりました
よりリラックスできるプレミアムエコノミー
今回一番自分がリアルに使えそうなクラスなので真剣にチェックしたのがプラスエコノミーシート(笑)
シートスライド幅が現行のものと比べて約7㎝拡大し、よりリラックスできるようになりました(手動だけどね)
なんといっても、前席の背もたれが倒れてこないFIXED BACK構造なのがええっす
これだけでかなりストレスを感じないで済みます
フットレストも実は3段階に調整可能
さすがにビジネスクラスのようなフルフラットは得られないけれど
リクライニングを自分好みに調整したら、長時間フライトも決して苦にならない充分な居住空間と快適性を実現しているといっていいと思う
あと、テーブルがめちゃくちゃ大きくなりました
テーブルを開いた瞬間、デカイ!と驚いたもんwww
なんてったってA4サイズPCが軽々と置ける大きさなのだ これめっちゃ気に入りました
海外旅行には、ぜひとも「プレミアムエコノミー」で行きたいw
JALって、今回のこの「プレミアムエコノミー」に国内線の「クラスJ」といい、ちょっとの負担で格段にリラックスできるシートが用意されているところが好きだ
毎回使うわけではないけれど、いざという時に選べるか我慢しかないかって大きい差だよね
ついにプライベート空間を手にしたビジネスクラス
今回の目玉のひとつがこのビジネスクラスのシートレイアウト
座席への導線が、他のシートと被らないんす
このレイアウトは今までなかった!(よね?)
これによって、これまでとは比べ物にならないほどのプライベート空間を実現しています
ちなみに窓際のシートやセンター部にレイアウトされたシートへの入り口が狭いように感じるかもしれませんが、実際にアメリカ人でも十分に通れる幅であることはテスト済とのこと
自分も問題なく通れました(をぃ)
そして全長約188cmの水平型完全フルフラットシートがこれだ!
さらに、「まるで空気の上で眠っているような快眠」というコンセプトのもと、株式会社ウィーヴァ ジャパンとのコラボレーションによる高反発マットレス・枕 「エアウィーヴ」を使っています
薄く見えても、その寝心地は最高なり!
ベッド幅は最大で約65㎝、背もたれを起こしてリラックスした姿勢での23インチもの大型モニター視聴も楽しめます
こちらは、ビジネスクラス用のバーカウンター(セルフサービスコーナー)
上の四角い部分は、キヤノンさんの協力により、一部の777-300ERで好評のスカイギャラリー(日本の自然風景などの写真を展示)が設置される予定なんだとか
癒されますなぁ・・・
空に浮かぶもう一つのプライベートルーム、ファーストクラス
ここは書斎? ビジネスルーム? と勘違いするほどの木目調の空間
それがJALのファーストクラス
実はこのテーブルにも心憎い工夫がなされていて...
モニター前に収納する際と、打ち合わせデスクとして使用する場合、そして食事やプライベートデスクとして手元で使う場合など、使う目的に適した高さになるようにデザインされているのだ
その「高さ」の秘密がこのガイドレール! 斜めになって適した高さになるよう設計されているというわけ
常に快適な時間を過せるようにと、細やかな部分にまでこだわっているのがさすがJALダス
「JALスイート」と、スイートの名前がついたファーストクラスなだけに、世界最大級のベッドサイズなのだ
ベッド長は約199㎝、そしてベッド幅はなんと約84㎝!
男性が寝てもこの余裕 女性ならば二人で寝れるほどの広さだった
寝具はマットレスも枕もテンピュールなんだと!!
設置されている個人モニターも、ついに23インチの大きさに!
とても空の上とは思えないくらいリラックスできる空間
体験会でも、離れがたかったっす
それぞれの座席クラスの主な仕様
それぞれの座席クラスの主な仕様をまとめてみたのが次の表
JAL ファースト クラス | JAL ビジネス クラス | JAL プレミアム エコノミー | JAL エコノミー クラス | |
座席配列 | 1-2-1 | 2-3-2 | 2-4-2 | 3-3-3 |
座席数 | 8席 | 49席 | 40席 | 135席 |
シート幅(アームレスト間) | 約58cm | 約52cm | 約48cm(※) | 約47cm(※) |
ベッド幅(最大) | 約84cm | 約65cm | - | - |
ベッド長(最大) | 約199cm | 約188cm | - | - |
前後間隔(ピッチ) | - | - | 約107cm(※) | 約84cm~約86cm(※) |
個人モニターサイズ | 23インチ | 23インチ | 12.1インチ(※) | 10.6インチ(※) |
自分はやはり予算的に、せいぜい頑張ってもプレミアムエコノミーだけど
やはりいつかはファーストクラスを実際に体験してみたいっす(苦笑)
さて、気になる「SKY SUITE 777(SS7)」は2013年1月、成田‐ロンドン線での就航が予定されています
その後、成田-ニューヨーク線など欧米線に順次導入が予定されていますので、ワンランク上の空の旅を体験したい方は『SS7』でチェックしてみてくださいね
もっと詳しく知りたいという方は、JALのJAL SKY SUITE 777 (Welcome! New Sky)サイトをご覧ください
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