FUJIFILM「X100S」のアドバンストフィルターが楽しい!:モニター日記-2

FUJIFILM「X100S」のアドバンストフィルターが楽しい!:モニター日記-2

FUJIFILM「X100S」のローパスレスの威力を改めて感嘆する日々ですが・・・
今回は、搭載されている『アドバンストフィルター』を利用してみたっす

FUJIFILM「X100S」の豊富なアドバンストフィルターを使うと意外な仕上がりになって、これまた楽しいのでありますw


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アドバンストフィルターってなに?

FUJIFILM X100S test
▲23mm f/4 ISO800 1/1400s +1.7EV: パートカラー(グリーン)

アドバンストフィルターってのは、撮影時にフィルター効果を加えて楽しめる撮影モードのこと

「X100S」だと、チョイスしたフィルター効果をモニター画面で確認しながら撮影できるので便利っす

ただしひとつだけ注意すべき点も・・・
フィルターなしの写真は残すことができないのだ!
そして『RAW+JPG』の設定にしていたとしても RAWファイルも残りません
記録されるのはフィルター効果がかけられた「JPGファイルのみ」です

個人的にはこれがちょっとだけ残念!
RAW画像はともかく、フィルターなしのオリジナル画像も一緒に記録されるようになると嬉しいんだけどなぁ・・・>富士フイルムさん

FUJIFILM X100S test
▲23mm f/4 ISO200 1/75s +0.3EV 絞り優先

普通に撮影しても非常に楽しい写真が撮れるんだわ

FUJIFILM X100S test
▲23mm f/2.8 ISO400 1/850s -0.3EV 絞り優先

マクロ撮影だって可能だし・・・

FUJIFILM「X100S」のアドバンストフィルターが楽しい!:モニター日記-2
撮影風景はこんな感じww

でも「アドバンストフィルター」を使うと 普段とはまたひと味違う写真が簡単に楽しめちゃうのだ!

アドバンストフィルターを使ってみた

FUJIFILM「X100S」のアドバンストフィルターが楽しい!:モニター日記-2

「アドバンストフィルター」の設定は、撮影メニュー4のタグ内にあり、以下のような8種類のフィルターが用意されています

 トイカメラ、ミニチュア、ポップカラー、ハイキー、ローキー
 ダイナミックトーン、ソフトフォーカス
 パートカラー(レッド・オレンジ・イエロー・グリーン・ブルー・パープル)

割り当てられている撮影メニューの場所が深めでちょっと使いにくい場所にあるので、多用したいという人は、Fnボタンにフィルター機能を割り当てるほうが無難かもしれません

Fnボタンに機能を割り当てる方法は簡単!
撮影メニューの3にある「Fnボタン設定」で割り当てたい機能を選ぶだけ!

FUJIFILM「X100S」のアドバンストフィルターが楽しい!:モニター日記-2

FUJIFILM「X100S」のアドバンストフィルターが楽しい!:モニター日記-2

あとは「Fnボタン」ワンプッシュで使えるようになるっちゅうわけだ
(FNボタンには他にもいろいろな機能を割り当て可能です)

FUJIFILM「X100S」のアドバンストフィルターが楽しい!:モニター日記-2

楽しい機能なだけに設定の場所が解りにくいのがちょいともったいないなり
ま、Fnボタンを上手に使ってお気に入り機能をガンガン使って欲しいっすw

FUJIFILM X100S test
▲23mm f/4 ISO800 1/1400s +1.7EV: トイカメラ

マンホールを「トイカメラ」モードで撮影したもの
トイカメラモードってのは、周辺光量を落としてレトロな風に撮影してくれるモード
簡単に懐かしい雰囲気の写真が撮れるんだけど、自分的には「ローキー」のほうが好み

FUJIFILM X100S test
▲23mm f/4 ISO200 1/60s -1.0EV: ローキー

露出を抑えつつハイライト部分を強調してくれる「ローキー」

「トイカメラ」が周辺光量を落としてセピア調のフィルターがかかるのに対して、「ローキー」だと濃度が濃い中で明るい部分をうまく強調できるのが特長です

「ローキー」でありながら露出補正をプラスにふって撮影したのが以下の2枚w

FUJIFILM X100S test
▲23mm f/4 ISO200 1/350s +1.0EV: ローキー

黄色い花が不思議な存在感に撮れた一枚

FUJIFILM X100S test
▲23mm f/2.8 ISO200 1/150s +0.7EV: ローキー

こちらは普通の水道の蛇口の金属部分と緑青が強調されることで、より立体的に撮れて面白かった一枚っす

「ローキー」に対して、全体的に階調を明るくして優しい雰囲気にしてくれる「ハイキー」も用意されております

全体的に明るくなっちゃうのがちょっとという人には、ぼかしを加えてやわかな雰囲気に仕上げてくれる「ソフトフォーカス」もありやす

FUJIFILM「X100S」のアドバンストフィルターが楽しい!:モニター日記-2
▲23mm f/2.8 ISO200 1/150s +0.7EV: ローキー

撮り比べてみたのがコレ

FUJIFILM X100S test
▲23mm f/2.8 ISO200 1/120s +0.3EV 絞り優先

こちらは乙女椿を普通に撮影したもの

FUJIFILM X100S test
▲23mm f/2.8 ISO200 1/110s +0.3EV: ソフトフォーカス

んで、こちらが「ソフトフォーカス」で撮影した一枚

ソフトな感じになってるっしょ?
ローパスレスで解像度がすんごいから女性を撮るのがちょっと怖いなという人も、ソフトフォーカスを使えば素敵なポートレートが撮れちゃうなり

指定した1色だけの色を残し、そのほかの色をモノクロに変換してくれる「パートカラー」もお気に入りの撮影モード
上で紹介している葉っぱの写真は「グリーン」を指定して撮影したもの
単なるブロック壁に沿って這っている葉っぱを撮影しただけなんだけど、なかなかお気に入りの写真が撮れましたww

とにかくアドバンストフィルター、楽しいっす
すんげぇ解像度を誇る「X100S」でも、ぜひいろいろなフィルター効果を楽しんで欲しいなり

他の写真も含めflickrにアップしておりますので、よろしければそちらもご覧頂ければと思います

FUJIFILM X100S test -4
FUJIFILM X100S test -3
FUJIFILM X100S test -2
FUJIFILM X100S test -1

FUJIFILM X100S (BODY写真)

17235-1572-292350

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