お借りした「DP3 Merrill」は、50mm F2.8レンズ(35mm版カメラ換算75mm相当の画角)の中望遠域をカバーする一品
ポートレイトには悪くない画角だけれど、さて散歩や旅行に適しているか
それを確かめるべく「DP3 Merrill」片手に世田谷線上町から豪徳寺までをひと駅散歩してみました
「SIGMA DP3 Merrill」は小旅行やお散歩の友になるか?
▲50mm f/4.5 ISO100 1/640s -0.7EV 絞り優先
幸いお天気にも恵まれた5月の休日
世田谷線に乗って上町へ・・・ そこから線路沿いに豪徳寺のある宮の坂駅までゆったりのんびりひと駅散歩ww
撮影データを記載している写真は、クリックするとFlickrでオリジナルサイズを見ていただくことが可能です
ぜひともオリジナルサイズを見て、「DP3 Merrill」の凄さに触れてけれ
SIGMA DP Merrillシリーズの仕様比較は
「SIGMA DP3 Merril」がやってきた!やっぱDP3 Merrilすげぇ(モニター日記-1)
にまとめておりますので、よろしければそちらでご覧ください
▲50mm f/5 ISO100 1/1000s -0.7EV 絞り優先
線路沿いに咲いていたトリトマ(赤熊百合:シャグマユリ/松明百合:タイマツユリ/トーチリリーとも言う)が、あまりに鮮やかだったので、駅をバックに撮ってみたもの
さすが「DP3 Merrill」オリジナルサイズで見ても感動の画質
オリジナルサイズをトリミングして、まんま問題なく使えます!
▲50mm f/3.2 ISO100 1/60s +0.3EV ▲50mm f/3.2 ISO100 1/1250s -0.7EV
途中、気になる色の組み合わせをカメラに収めたり、地元の人と交流したり・・・
実に気ままなひと駅散歩でありますww
▲50mm f/3.2 ISO400 1/1250s -0.7EV 絞り優先
招き猫の寺としてあまりに有名な豪徳寺
実は、小田急豪徳寺駅からだと徒歩10分 そして今回利用した東京急行世田谷線宮の坂駅からだと徒歩5分、つまり宮の坂駅が一番の最寄駅だって知ってた?
その宮の坂駅には、玉電から江ノ電へと譲渡されたのち里帰りしてきた『江ノ電601号』が「世田谷区立宮坂区民センター」の施設の一部として駅前に保存展示されております
実際に乗車することも可能なり!!(無料)
▲50mm f/3.2 ISO400 1/400s -0.7EV 絞り優先
この木製の床、温かみがあってええっすなぁ
この日も小さなお子さん連れの方がいらしていて、江ノ電601号の中から世田谷線を見せていました
涼しいし安全だし、ここは電車好きの子供には最高の場所っす
▲50mm f/8 ISO400 1/160s +0.3EV 絞り優先
本当の意味での網棚 通常は下から見ることが多い棚も
ここでなら、こんな俯瞰で撮影しちゃうこともできヤス
これは背面液晶だからこそ出来ること ファインダーがないのは決してマイナスではないのだ!
▲50mm f/8 ISO400 1/160s +0.3EV 絞り優先
車両の下に入ることは危険なので禁止ですが、車輪部分も装着されたままでの展示なので、じっくりと撮影を楽しめます
▲50mm f/8 ISO400 1/100s +0.3EV 絞り優先
さて江ノ電をたっぷりと堪能した後、今回の目的地「豪徳寺」へと移動
総門も撮影したのですが、どうしても参拝者が入ってしまったため公開は断念
それというのも「DP3 Merrill」だと遥か彼方であっても顔が特定できてしまう可能性があるからなのだ せっかくの総門と参道だからと絞りを絞ったのが敗因っす
「DP3 Merrill」の解像度が高いことがわかるエピソードなりwww
で、上の写真は豪徳寺・仏殿前にある獅子付きの香炉 かっけー
▲50mm f/4 ISO400 1/800s +1.3EV 絞り優先
そして豪徳寺の新たなランドマークがこの三重塔
新たなと書いたのは、三重塔の落慶式があったのは平成18年の5月だから
まだまだ新しいものなのだ
この距離でこの解像度 双眼鏡要らずってか???
秋にもう一度来て撮影してみたい場所です
できればDPシリーズでww
▲50mm f/4 ISO400 1/1250s +0.3EV 絞り優先
そして!!! 豪徳寺と言えばやはり「招き猫」っしょ
招猫殿の左手には、数多くの招福猫児が奉納されております
あまりの陽気の良さに この日は猫ちゃんは一匹も姿を現さず・・・
ちょいと残念なり
▲50mm f/4 ISO400 1/1250s +0.3EV 絞り優先
その後再び世田谷線に乗車して三軒茶屋へ戻ってきての一枚っす
都内だと、ほんとうにこういう煙突や建物に電線が入らないように撮るのが大変
電線を入れて、味のある写真が撮れるだけのセンスがあればなぁ・・・
豪徳寺でも感じたことなんだけど、やはり50mmだと風景写真を撮るにはちょっとばかし画角が狭いかも(ポートレイトには最適なんだけどね)
記念撮影などで建物を撮る場合、全体を入れたいなら思いっきり退く必要があります
でも、限り有る画角で構図を考えるのも楽しいかもしれないww
マクロ機能を使えば、寄りはまかせて!という感じだしね
ただ正直言って、自分と相性がいい画角は30mm(35mm換算:約45mm)の「DP2 Merrill」のほうかな
DPシリーズはどれも撮像素子は『Foveon X3』
蝶のように舞い、蜂のように刺す(!)写真が撮れる逸品っす
広角域の撮影担当の「DP1 Merrill」、標準域の「DP2 Merrill」、そして中望遠域の「DP3 Merrill」と、お好みで選んでくだされ
自分好みの画角が選べれば、後悔することはないカメラなりっ!
今回紹介した写真はもちろん、その他の写真をFlickrに置いてます
オリジナルサイズで確認できますのでよろしければご覧ください
SIGMA DP3 Merrill test-2 on flickr
SIGMA DP3 Merrill test on flickr
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