Olasonicが音茶楽とコラボ! カナル型ヘッドホン「TH-F4N」をひと足先に試してみた

Olasonicが音茶楽とコラボ! カナル型ヘッドホン「TH-F4N」をひと足先に試してみた

Olasonicが音茶楽とコラボ! Olasonicについにヘッドホンが仲間入りっす

発売が発表されたカナル型ヘッドホン「TH-F4N」を 東和電子さんのご好意で
ひと足先にお借りすることができたので試聴してみやしたよぉ

ずばり!「TH-F4N」は、カナル型なのに閉管共振はじめ付帯音が限りなく軽減された「耳に優しく心地よい音」を長時間無理なく楽しめるヘッドホンっす

「音茶楽×Olasonic」! 音茶楽って?

Olasonicが音茶楽とコラボ! カナル型ヘッドホン「TH-F4N」をひと足先に試してみた

この写真を見て、「あ、音茶楽(ocharaku)!」と思った方はかなりのヘッドホン通w

プライマリーエレメントとセカンダリーエレメントを『位相補正パイプ』で連結したこのデザイン そしてプラグに刻まれた「Flat4」の文字
これこそが音茶楽の証!っすww

音茶楽をご存知ないという方にちょっと簡単にご説明しますと・・・
音茶楽株式会社は、SONYでヘッドホンやスピーカーの開発、設計を担当した山岸亮氏が起こした会社っす(ターボ回路やカネゴンの生みの親!)

元々は厳選された中国茶、国産天の紅茶、オークヴィレッジ製品、屋久杉製品などを扱うお店でもあるんだけどねww

Olasonicが音茶楽とコラボ! カナル型ヘッドホン「TH-F4N」の発売が決定(音茶楽×Olasonic)

収納ケースは、音茶楽ファンなら見慣れたこのお茶缶風ケース
表には「音茶楽×Olasonic」の文字が!!

Olasonicが音茶楽とコラボ! カナル型ヘッドホン「TH-F4N」の発売が決定(音茶楽×Olasonic)

さてさて「音茶楽×Olasonic」初の製品となるカナル型ヘッドホン「TH-F4N」の発売は10月上旬の予定っす

当初8月下旬の予定だったんだけど、販売店へ紹介したところ想像以上の反響を得たことから、初期ロットを増産するため発売時期が延期されちゃったのだww

市場推定価格は 48,000円前後になる予定
うーん、やはりいいお値段するなぁ(音茶楽とのコラボだしなぁ)

しかし、お値段だけの価値はあるのが「音茶楽×Olasonic」!

カナル型ヘッドホン「TH-F4N」のここが凄い

Olasonicが音茶楽とコラボ! カナル型ヘッドホン「TH-F4N」の発売が決定(音茶楽×Olasonic)

カナル型ヘッドホンではその機構上、外耳道をヘッドホンで塞ぐため外耳道内の有害な『閉管共振』が発生することになり、サシスセソが強調されてしまい高音がキツイものになりがち

しかし「TH-F4N」は、2つのフルレンジエレメントを水平対向配置(Flat4)し、エレメントの経路差を位相補正パイプで外耳道の長さに調整し、外耳道閉管共振という音を楽しむ上では有害な共振を抑制
付帯音の無い澄み切った音質を楽しむことができる「ツイン・イコライズド・エレメント方式」を採用しています

また、Φ10mmドライバーエレメントを2個使用する事により、Φ13,5mm相当の大口径エレメントと同等な振動板面積を確保、振動をキャンセルするだけでなく深い低音域を実現しております

Olasonicが音茶楽とコラボ! カナル型ヘッドホン「TH-F4N」の発売が決定(音茶楽×Olasonic)

通常のヘッドホンの振動板のエッジ部にはV型にタンジェンシャルエッジが彫られてるけど、「TH-F4N」のFlat4の振動板にはエッジがないのだ!
つまりタンジェンシャルレス振動板ってこと
それにより、エレメントに掛かる負荷が軽減され歪み感の少ないクリーンな中高音域を実現しています

マグネットはもちろんネオジウム!
最大エネルギー積400 kJ/m3(50MGOe)の強力なネオジウムマグネットが
そしてプレートとヨークには電磁純鉄が使われています
 
 
ほんと防振については徹底していて・・・
センターキャビネットには制振効果のあるM2052制振合金粉体塗料で防振処理をしているほか、位相補正チューブにも防振塗装が施されているんだと

ほんと、音への執念を感じるほどにこだわり抜いた設計ダス

カナル型ヘッドホン「TH-F4N」規格

エレメントΦ10mmダイナミック型×2(片ch当たり)
音響方式ツイン・イコライズド・エレメント方式
出力音圧レベル104dBSPL/mW
周波数特性3.5~35kHz
最大入力400mW
インピーダンス18Ω
質量約18g
プラグ付きコード1.2m(Y型)Φ3.5mm 金メッキステレオミニプラグ
付属品コンプライフォームイヤチップ T-200 Lサイズ(Mサイズは本体に装着)クロス、収納缶、取説兼保証書

※仕様及び外観は改良等の為、予告無く変更する場合があります

実際にカナル型ヘッドホン「TH-F4N」を試聴してみた

Olasonicが音茶楽とコラボ! カナル型ヘッドホン「TH-F4N」の発売が決定(音茶楽×Olasonic)

今回お借りした「TH-F4N」を 7月に発売されたばかりのD/Aコンバーター「Olasonic NANO-D1」に繋いで聴いてみましたww

なお蛇足ですが、「TH-F4N」のプラグははΦ3.5mmステレオミニプラグなんだけど、「Olasonic NANO-D1」にステレオミニプラグ→ステレオ標準プラグ変換プラグが同梱されているので問題なく使えました

実は自分の場合耳の穴のサイズが極端に小さいため、カナル型だと、いつも小さいサイズのイヤーチップを使っているんすわ
(実は普通のヘッドホンはまったく使えない)

なので、今回の「TH-F4N」を試す際にも、イヤーチップ部分が不安の種だったんですわ
でも・・・・

Olasonicが音茶楽とコラボ! カナル型ヘッドホン「TH-F4N」の発売が決定(音茶楽×Olasonic)

「TH-F4N」のイヤーチップには、「コンプライ フォーム イヤチップ」が採用されていて、自分の不安はまったく杞憂に終わったのでありますww

この「コンプライ フォーム イヤチップ」は、通常のシリコーンチップと比べ30倍柔らかく、耳の中で外耳道にぴったりとフィットする究極のイヤーチップなのだ

Olasonicが音茶楽とコラボ! カナル型ヘッドホン「TH-F4N」の発売が決定(音茶楽×Olasonic)

ザクッと装着したイメージを言うと・・・、耳栓(サイレンシアとか)の超高級バージョンみたいな感じ?
ググググぐっと耳にはめ込めば、あらまぁ不思議、耳穴のサイズに囚われずピッタリとフィットしてくれるのだ フィット感が半端ねぇぇぇ!
だから周囲の環境音と雑音をピタっとシャットアウト 純粋に音を楽しむことができヤス

Olasonicとのコラボバージョン「TH-F4N」では、特に低音と中・高音の再生バランスが、今までの音茶楽製品とはひと味違ったものになっております

管楽器系やジャズなどを聴いていただければ違いが解りやすいかも
このサイズで伸びのある中・高音はもちろん低音部をもしっかりと楽しめるのにはビックリ

ただし、「TH-F4N」を楽しむにはエイジングが必要となりますのでご注意を
24時間経過後くらいから明らかに音色が変わってきます

BDに繋いで映画を楽しんでみましたが、スピーカーと異なり、座る場所を特定しないでも音が前頭葉の前の空間で結像するのが最高

とにかく長時間に渡り使用しても疲れないのが凄いっす

映画を楽しめるカナル型ヘッドホンって、新鮮な体験ww

ぜひこの感動を体験して欲しいんだけど、発売まではまだ間があるのでしばしお待ちを

東和電子さんの方でも試聴できる機会(場所)を考えてくれているみたいなので、発表を楽しみに待っててけれ(やっぱ聴いてみないとね!)

音茶楽ファン、そしてOlasonicファンには10月までが長く感じるかも;;;

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