ケンコー・トキナーから「Tokina AT-X 12-28 PRO DX」が登場!
「AT-X 124 PRO DX2」の後継機種で、焦点距離が24mmから28mmへと伸び、常用できる広角ズームレンズとなりやした
ラッキーなことに、発売されたばかりの「AT-X 12-28 PRO DX」をお借りすることができたので、いろいろと持ち出して撮影してみました!
「AT-X 12-28 PRO DX」ってどんなレンズ?
広角ズームレンズ「AT-X 12-28 PRO DX」は、テレ側の焦点距離が28mmに変わっただけでなく、2000万画素クラスのカメラにも対応するよう設計しなおしたAPS-C用のレンズ
テレ側が28mmとなったため準標準画角もカバーできるようになり、広角ながら常用できるスナップズームレンズとしても使い勝手のよいレンズっす
AF-MFの切替はレバー式ではなく、ピントリングを手前側へスライドさせる『ワンタッチフォーカスクラッチ』方式
だから撮影の途中でもファインダーをのぞいたままで、AFとMFを簡単に切り替えることが可能です
ただし、画角周辺部のAFに若干弱い部分があります
しかしこれは「AT-X 12-28 PRO DX」だからというわけではなく、超広角レンズでは被写界深度の関係でどのレンズに置いてもも起こりやすいこと
AF使用時は、若干内よりにフォーカスポイントを置くことをオススメします(またはMFでガッツリ合わせるべしww)
Tokina AT-X 12-28 PRO DX 主な仕様
対応マウント | ニコンFマウント系 キヤノンEFマウント系 ※APS-Cモデルのみ | レンズ構成 | 12群14枚 |
絞り羽根枚数 | 9 枚 | 焦点距離 | 12~28 mm |
最短撮影距離 | 0.25 m | 最大撮影倍率 | 1:4.94 倍 |
開放F値 | F4 | 画角(35mm換算) | 99.37~54.73 度 |
フィルター | 77 mm | 重量 | 530 g |
常用できる広角ズーム「AT-X 12-28 PRO DX」(実写篇)
▲12mm f/5.6 ISO200 1/2500s 絞り優先
まずはやはり超広角ならではの画をww
観光地で写真を撮ろうとすると、建物や景色が入りきらないことがあるけど、超広角ズーム「AT-X 12-28 PRO DX」ならおまかせあれ
たとえ撮影場所が後ろに引けないような場所でも、希望の画角を狙うことが可能っす
▲18mm f/5.6 ISO400 1/2500s -1.0EV 絞り優先
「AT-X 12-28 PRO DX」ならば、見上げるような建物もしっかりと捉えることが可能っす
▲12mm f/8 ISO200 1.3s -0.7EV マニュアル
手ブレ補正がないから、夜間撮影だと三脚必須かと思いましたが
支えとなる電柱などを使えば、思った以上に頑張ってくれます
※実写については、それぞれクリックすると実寸データを確認することが可能です<flickr
▲28mm f/4.5 ISO400 1/6s -0.7EV マニュアル:4:58am
テレ側が28mmと35mm判換算で42mmまでをカバーするようになったのがええっす
最短撮影距離が25cmとあって、まるっきり標準レンズのよう
F4とそこそこ明るいので、日中だけでなく深夜や明け方にも使えるし、スナップ用レンズとしても十分使えます
▲28mm f/5.6 ISO400 1/100s -0.3EV 絞り優先
広角ズームではありますが、28mmを使えば散歩で使うにもまったく問題なし
▲20mm f/8 ISO200 1/8s -0.7EV 絞り優先
▲12mm f/8 ISO400 1/8s -1.0EV 絞り優先
もちろん深夜のちょっとしたスナップにもw
▲12mm f/8 ISO400 1/8s -1.0EV 絞り優先
でもやはりこのレンズを楽しめるのは広角
なかなか全容を撮影できていなかった駅ホールの天井も撮ることができました
「Tokina AT-X 12-28 PRO DX」は、キットレンズで付いてくる標準ズームとはひと味もふた味も違う写真が楽しめるレンズなり
1本で標準域までカバーできるから、ぜひ旅行などにも使って欲しいレンズです
「AT-X 12-28 PRO DX」で撮影した写真はflickrに置いてありますので宜しければご覧ください
Tokina AT-X 12-28 PRO DX test