12月の某日、毎年恒例!? SIGMA×みんぽす主催の、「SIGMA GLOBAL VISION」新作レンズ体験イベントに参加してまいりました!
恒例とはいいつつ、自分は初めての参加だったりするんですが・・・w
レンズを体験できるだけでなく、シグマさんのレンズ開発についての考えなどにも触れることができて大満足の内容でした
でもって、今回作例として使用したレンズは「18-35mm F1.8 DC HSM」なり!
SIGMA GLOBAL VISIONとは
まずは「SIGMA GLOBAL VISION」とは何ぞや?という方に、ご説明から
「SIGMA GLOBAL VISION」とは、シグマが提案する3つの「プロダクト・ライン」のことで以下のように分類されています
【C】contemporary
最新のテクノロジーを投入、高い光学性能とコンパクトネスの両立で、幅広い撮影シーンに対応するハイパフォーマンス・ライン(入門~中級クラス!?)
標準ズームレンズ・望遠ズームレンズ・高倍率ズームレンズ など
【A】art
あらゆる設計要素を、最高の光学性能と豊かな表現力に集中して開発。高水準の芸術的表現を叶えるアーティスティック・ライン(ちょっとお高いラインっすw)
大口径単焦点レンズ・広角レンズ・超広角レンズ・マクロレンズ・フィッシュアイレンズ など
【S】sports
高度な光学性能と表現力はそのままに、撮影者の意図にダイレクトに応え、高い運動性能を発揮するスポーティ・ライン
望遠レンズ・望遠ズームレンズ・超望遠レンズ・超望遠ズームレンズ など
どうしてこのような分類になったのかというと・・・
メーカーがレンズの使用用途を押し付けるのではなく、ユーザーがレンズの特性・特徴を踏まえて自由に選んで使えるようにと考えたからのようです
同じ被写体・撮影シーンでも、重くてもクオリティ重視という方もいれば、機動性重視という方もいるっしょ?
または、三脚を使う人、三脚は使わない人でも選び方は違うしね もちろん懐事情だってあるw
つまりは、いろいろな角度から選びやすいようにということかな?
今回のイベントは、そんな「SIGMA GLOBAL VISION」レンズを試せるという太っ腹企画であります!!
広角レンズのDNAを引き継ぐ正統派「18-35mm F1.8 DC HSM」
しかも今回はなんと、2013年に新しく発売された「SIGMA GLOBAL VISION」レンズについて、山木社長自ら解説してくださるというスペシャルイベントなのだ
さらに・・・ スタジオマンを勤めるのは塙 真一先生(爆)
いえいえ、スタジオマンというのは冗談ですが、ライティングから撮影ポジションのお手本など、撮影中は二手に分かれた撮影チームの間を右に左に実にお忙しく動いて教えて頂きました
ありがとうございました
さて、数多く用意して頂いたレンズの中から今回最初の作例用に使用したレンズは【A】artラインの「18-35mm F1.8 DC HSM」
とにかく今回はコイツを試してみたかったのだよwww
もちろん、話題の「24-70mm F2.8 IF EX DG HSM」や「24-105mm F4 DG OS HSM」もヨダレもので使ってみたいレンズだったんだけど、合うマウントが残念ながらなかったのだ これはちょっと残念だったっすww
「18-35mm F1.8 DC HSM」は、1979年に発売した広角ズームレンズ「ズーム・ガンマ21-35mm F3.5-4」から始まったといっても過言ではない広角ズームのパイオニア、シグマが、2010年に満を持して発売した世界初の8mmから始まるデジタル専用超広角ズームレンズ「8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」のDNAを引き継いだ一本だからなんす
というのも・・・「18-35mm F1.8 DC HSM」のレンズ構成と配置は「8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」を参考に設計したレンズなのだ
実は以前、SIGMA「8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」で、世界初 8mmの世界に触れてみたで「8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」をお借りして 広角レンズの優秀さに触れて感動してたんす
「8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」を大口径化してスケーリングした「18-35mm F1.8 DC HSM」、触ってみたくなるじゃんww
18-35mm F1.8 DC HSMレンズの仕様
レンズ構成 | 12群17枚 |
画角(SD1) | 76.5°-44.2° |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
最小絞り | F16 |
最短撮影距離 | 28cm |
最大倍率 | 1:4.3 |
フィルター径 | Φ72mm |
最大径 × 全長 | Φ78mm×121.0mm |
重量 | 810g |
実写篇(1):「18-35mm F1.8 DC HSM」
▲31mm 1/1000s f/3.2 ISO400 +1EV 絞り優先
会場となったのは、JR京葉線[潮見駅]近くの『STUDIO CANAL / Compass』
ニューヨーク風のシンプルで明るいスタジオをはじめ、アンティーク調スタジオなど3つの異なるタイプの撮影環境を有するスタジオです
実写で紹介している写真はクリックすると大きい画像をflickrでご覧いただけます
▲35mm 1/250s f/2.2 ISO200 +1.7EV 絞り優先
みんぽすのイベントでは何度か撮影させて頂いている紗々さん
こんな瞳で見つめられると、あまりの美しさに動けなくなっちゃうなりw
▲35mm 1/500s f/2.2 ISO200 +1EV 絞り優先
この流し目がまたゾクゾクっときちゃうっす
▲35mm 1/640s f/2.2 ISO200 +1EV 絞り優先
逆光の中、f/2.2が醸し出す髪一本一本の柔らかな描写感にはビックリ
▲35mm 1/250s f/3.2 ISO200 +1.3EV 絞り優先
今回初めてお会いしたキュートな大澤綾乃ちゃん
モデルのお仕事はまだ始めたばかりということで、突然群がるカメラを持った参加者にちょっと戸惑っているのが可愛かったりもするんだけどさ
▲20mm 1/250s f/3.2 ISO200 +1.3EV 絞り優先
ちょっと慣れてきたかなww
これは20mmで撮影しているけど、多人数での撮影の場合は位置取りが自由にできるとは限らないから簡単にアングルをさがせるズームレンズは使えるっす
「18-35mm F1.8 DC HSM」の明るさも頼もしいなり
▲35mm 1/200s f/2.2 ISO200 +1EV 絞り優先
かなりリラックスしてきた頃のショット
しっかし、こんな表情されると撮影しているほうとしてはドギマギしちゃうよw
▲35mm 1/200s f/2.2 ISO200 +1EV 絞り優先
夢中になって撮りまくっちゃったっす
当日のほかの写真はflickrにアップしていますのでよろしければそちらもご覧ください
当日に試用させて頂いたほかのレンズについては、また別のエントリーでご紹介します
たいへん貴重な体験の機会を設けてくださったシグマ、ならびにWillViiさんに感謝です