下り坂だけでなく、平地でも走りながら充電できるという『eneloop bike』に乗ってみた
乗ってみて驚いた! 立ちこぎしないと無理っていう坂でも 座ったままで楽々登れるほどの実力を持っている、新基準対応したハイパワーな電動アシスト自転車なのよ
あまりの楽しさについつい いつも以上に足を伸ばしたくなる
そして、これが実は『有酸素運動』となって、日ごろ怠けて蓄積しつつある無駄なお肉に有効に効く感じなんす
しかも乳酸がたまるほどではないってところがミソなのだ
スローライフ・エネループダイエット とでも呼びたくなるくらいだ(笑)
エネループバイクは両輪駆動! モータ部は前輪に
『eneloop bike』ってのは、三洋電機の両輪駆動の電動ハイブリッド自転車のことなんだけど、早い話が「電動アシスト自転車」の一種っす
これはもう文字で表すよりも 一度乗っていただければその威力がわかっていただけると思うのだけど・・・ 残念ながらなかなか試乗する機会がないかもしれないので
頑張って文字と動画で表現するっきゃないっすよね
なんといっても電動アシスト自転車というと、坂道でも楽々!というのが定説だけど、ほかにも走りはじめもモーターがサポートしてくれるので、ふらつかずに走り出せるという利点があります
『eneloop bike』は、このモーター部分を前輪に配置
後輪部分にはペダルからの動力を伝えるという設計の両輪駆動タイプなのであります
最大アシスト比が、2008年12月1日の法改定により最大1対2まで引き上げられた結果、『eneloop bike』には、「パワーモード」というモードを追加されております
前輪部を力強くモータがパワーアシストしてくれるので、発進時(こぎ出し)や上り坂などでの安定性が格段に優れているといえます
車でいう「4WD」ならぬ「DWD(double-wheel drive)」!?(笑)
荷物を前カゴに置くことが多いことを考慮すると やっぱ前輪部にモータが配置されているほうが楽に運転できるよね
走り出すときの不思議な感覚は、まるでハイブリッド車のスタートのようなスムーズさ
あまりのスムーズさに、初めて乗る人は驚くかもしれません
ブレーキランプも標準装備していて安全度アップ!
世田谷区では、区内3ヵ所のレンタサイクルポートで電動アシスト自転車をレンタサイクルとして提供しています
お手軽価格(300円/回)で利用できるのでお近くの方はそちらで試してみてくだされ(別途保証金要)
実際に試乗したときに映像をはっておきますね
パワーアシストをオフで登ったときと使ったときの違いは一目瞭然
enelopp bike trial event (eneloop bike ブロガー体験会)
三種類の充電モード搭載!
エコ充電モードの状態
さあて、今回の一番のポイント「エネルギーを循環させるループチャージ」についてっす
「ループチャージ」というのは三洋電機さんの『eneloop bike』で回生充電する機能のこと
パワーアシストを利用できる自転車ながら、走りながら充電することもできちゃう『エネルギーを循環させる』エコな進化した電動ハイブリッド自転車っちゅうことね
充電方式は以下の三種類
1.ブレーキ充電システム:下り坂や減速時に発電して充電
2.オートモード:快適で長距離走行を可能にする おまかせ充電
3.エコ充電モード:平地走行中にも効率よく回生充電
「ブレーキ充電システム」は、後ろブレーキレバーを握るとモーターを発電機に切り替えてバッテリーに補充電してくれます
今回追加された機能が「エコ充電モード」
ハンドルに付いている操作パネルで「エコ充電モード」を選んでいるときに働く充電システムで、自転車に搭載したコンピュータが自動的にモータの回転速度とペダルを踏み込んで進む力から負荷を判断し、平地でペダルをこいでいる走行中にも回生充電を行うというわけ
エコ充電モードだからといって負荷が増えるわけではありませぬ
一番おすすめする乗り方は、アシスト力と充電走行を自動で切り替えてくれる「オートモード」
オートモードでは平地・上り坂・下り坂などのさまざまな走行条件に応じて、最適なアシスト力とモーターブレーキによる回生充電を組み合わせて自動制御する走行モード
迷ったときはオートモードで乗っておけ!ってか
これまで一般的な電動アシスト自転車の一充電当たりの走行距離は、約15km~20kmだったのが、エコ充電モード採用時にはなんと『55km』まで伸びました!(eneloopbikeの充電タイプ従来モデル「SPA225A」の場合でも最長40kmだった)
※「一充電あたりの走行距離」は(社)自転車協会が定める測定規定による算出
『55km』って、フルマラソンよか長いぞ!
過充電の心配は不要だぜぇ!
パワーアシスト用の電池は もっちろん「エネループ(eneloop)」なんだが、回生充電できるだけあって、過充電が気になったんだけど
そこはそれ、エネループの三洋電機さんっすから・・・
過充電しない機構になっているそうっす さすが!
今回のCY-SPLシリーズの場合、充電池は標準で8Ahのものが搭載されていて(別売りで10Ahのものもある)充電時間は専用の充電器を使用した場合で約3時間ほどで充電可能です
リチウムイオン電池なのでメモリー効果は起こりにくいとはいえ、やはり充電を繰り返すと劣化してくるので、交換する必要があります
リフレッシュ充電もできるんだけど、こちらは10時間以上かかるので 毎回やるのは無理じゃないかな
所詮充電池は消耗品っすからね それよか電池が放電しにくいエネループだってほうがポイントだと思う
乗りたいと思ったら放電してたー じゃ困るもんね
充電台(専用充電器)がもちっとインテリアも考慮したデザインになってくれると嬉しいんだけどなぁ
『eneloop bike』は有酸素運動に最適なのだ
『eneloop bike』は、モーターパワーがアシストしてくれることで坂道でも楽々登れるって書いたけど、乳酸がたまるような激しい運動ではないけれど、自転車で適切なギア走行をすると長い時間をかけて呼吸・循環器系機能を刺激する適度な有酸素運動なんす
ご存知のとおり、有酸素運動って、脂肪の消費を促進する運動なんだよね
つまり美容や健康にもよいってこと!?
ただし、問題は適切なギアで乗るってのがポイントね
そこいらについて、MTBプロでもある 山口孝徳ライダーからお話を聞くことができたので、張っておきますね
eneloop bike ブロガー体験会にて(MTBプロ 山口孝徳)
実際に体験試乗してみて、坂道でもぐいぐい登れるのが快感で・・・
このまま 自宅まで乗っていきたくなるくらいに爽快だったのだ
自転車で出かけるのには ちょっと考えるような場所や距離でも
『eneloop bike』なら、出かけるのが楽しくなるかもと思った次第
それって美容面はもちろん、精神面にもプラスだよね
折りたたみ式のものもあるぞぃ(CY-SPJ220:ブレーキ充電タイプ)
三洋電機の『eneloop bike』ご担当者さま、ならびに体験イベントを催してくださったAMNご担当者さま、貴重な体験ありがとうございました
おかげで、最近腰についてきたお肉と決別するためにも なんとか予算を工面しようと算段するハメになりました(苦笑)
いや、これはマジで良かったと思うっす 重ね重ね感謝です
電動アシスト自転車を検討中の皆様、ぜひ一度「電動ハイブリッド自転車 エネループバイク」も検討してみてくだせぇ 両輪駆動の威力は伊達じゃないっすよぉ
eneloop bike 電動ハイブリッド自転車 [エネループ バイク]|三洋電機
http://products.jp.sanyo.com/eneloopbike/
オフィス プロライド:山口孝徳ライダープロフィール
http://www.specg.com/profile.html
我が家はeneloopブランドになる直前のSANYOアシスト自転車のてます@嫁
たまに貸してもらいますが、それまで使っていた後輪モータータイプと比べると、乗り心地は結構違いますね。
個人的にはライトつけるだけの人力モードが欲しいんですが、最近の機種だとあるのかしら・・>うちで買ったのは必ずモータアシストが動いてしまう